OS-E:0015 ガスケット材料を用いたプリテンショニング解析

この例題では、プリテンションボルトとガスケットシールを含む対称性1/4モデルで、ガスケット材料の使用および診断のためのガスケットシール固有の結果について取り上げます。

1. FE Model


Model Files

開始前に、この例で使用するファイルを作業ディレクトリにコピーしてください。

モデル概要

図 1に示される有限要素モデルは対称性境界条件で制約され、ボルト上にプリテンション力が付与されています。

FE Model
要素タイプ
CHEXA
CPENTA
CGASK8
線形材料プロパティは:
線形材料
ヤング率
2.1E5 MPa
ポアソン比
0.3
ガスケット材料
MAT1
MGASK

結果

ガスケットシールの状態を確認します(ガスケットのシーリングの状態は漏れ圧力で検知されます。ガスケット圧力が漏れ圧力より大きい場合、シールされていると検知され – 出力状態インデックスの値は1となります、層でない場合漏れていると検知され – 出力状態インデックスはの値は0となります)。そして、ガスケット板厚方向の閉鎖 / 圧力を確認します(図 2)。
2. ガスケットシールの状態、ガスケット閉鎖、ガスケット圧力のプロット