KDYN
入出力オプションおよびサブケース情報エントリ 入出力オプションまたはサブケース情報のセクション内でKDYNコマンドを使用すると、それぞれすべてまたは個々のサブケースの動的剛性を出力するよう要求できます。
フォーマット
KDYN(sorting,format,form,rotations) = option
定義
引数 | オプション | 内容 |
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sorting | <SORT1、SORT2、空白> デフォルト = 空白 |
この引数が適用されるのは、周波数応答サブケースでのPUNCHフォーマット(.pchファイル)の出力のみです。他の場所で使用した場合、警告は表示されません。
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format | <H3D、PUNCH、空白> デフォルト = 空白 |
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form | <REAL、PHASE、空白> デフォルト = REAL |
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rotations | <ROTA, NOROTA> デフォルト = NOROTA |
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option | <YES, ALL, NO、NONE, SID> デフォルト = ALL |
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コメント
- KDYNコマンドを指定しなかった場合、動的剛性は出力されません。
- 動的剛性は、変位の逆数として計算されます。
- KDYN出力要求は、周波数応答解析でのみサポートされています。
- バイナリフォーマットの結果(.h3d)は、FORMフィールドで指定されているオプションにかかわらず、常にPHASE/MAGフォームで出力されます。対応するポストプロセッサー(HyperView/HyperGraph)により、PHASE/MAGフォーマットを簡単に必要なフォーマットに変換できます。ASCIIフォーマットの結果は、指定された / 要求されたFORMで出力されます。