バルクデータエントリ 直接過渡解析または直接周波数応答解析で、モーダル減衰のレジデュアル構造への適用を定義します。
フォーマット
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HYBDAMP |
SID |
METHOD |
SDAMP |
KDAMP |
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定義
フィールド |
内容 |
SI単位の例 |
HYBDAMP |
直接解析へのモーダル減衰適用のキーワード |
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SID |
固有のハイブリッド減衰のSID(HYBDAMP入出力オプションをご参照ください)。 |
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METHOD |
EIGRL/EIGRAデータの識別番号。ハイブリッド減衰は固有値解析で得られたモードに作用します。 デフォルトなし(整数 > 0) |
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SDAMP |
モーダル減衰用のTABDMP1エントリ識別番号。 デフォルトなし(整数 > 0) |
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KDAMP |
- -1/YES
- モード減衰は粘性減衰の代わりに材料減衰として複素剛性マトリックスに入力されます。
- 1/NO(デフォルト)
- 粘性減衰として減衰を入力します。
(整数)
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コメント
- HYBDAMP/SIDは、入力データの入出力セクション内のHYBDAMP入出力オプションエントリで設定できます。
- ハイブリッド減衰は以下のように定義できます:
KDAMPが1/NO(デフォルト)に設定されている場合、以下のように定義されます:
KDAMPが-1/YESに設定されている場合、以下のように定義されます:
ここで、
-
i
- 構造モード
- [M]
- 構造質量マトリックス
- b(
i)
- モーダル減衰値(b(
i) = g(
i)
imi)
- g(
i)
- TABDMP1エントリから計算された臨界減衰比の2倍に等しくなります。
-
i
- モードの固有振動数
i
- mi
- モードの一般化質量
i