Phase 2:スーパーエレメントの決定
支柱と境界要素のセットの作成
- menu barからModelリボンを選択します。
-
Modelリボンで、Setsを選択します。
図 1.
- 表示されるCreate Setsウィンドウで、NameにResidualと入力します。
- Card Imageに、ドロップダウンメニューからSET_ELEMを選択します。
- SET_TYPEにドロップダウンメニューからnon_orderedを選択します。
-
Entity IDsについては、Elementsをダブルクリックして、境界内の要素を選択します(図 2を参照)。
図 2. レジデュアルセット要素の境界
-
Closeをクリックします。
注: 大きいRBE2スパイダーに結合された要素の小さいパッチは、レジデュアル構造ではなく、スーパーエレメントの一部である必要があります。
境界節点のセットの作成
- menu barからModelリボンを選択します。
-
Modelリボンで、Setを選択します。
図 3.
- 表示されるCreate Setsウィンドウで、NameにAsetと入力します。
- Card Imageに、ドロップダウンメニューからSET_GRIDを選択します。
- SET_TYPEにドロップダウンメニューからnon_orderedを選択します。
-
Entity IDsについては、Nodesをダブルクリックして、レジデュアルセット要素の境界上にある節点を選択します(図 4を参照)。
図 4. 境界節点の選択
-
Closeをクリックします。
注: この境界は近似です。結合箇所から数要素分だけ離れている必要があります。
-
モデルを保存します。
- menu barで、 を選択します。
- Nameに、airframe_section_CMS.hmと入力します。
スーパーエレメントとレジデュアルについて作成されたセットは、このチュートリアルの残り部分で役に立ちます。このモデルは、後続のステップでこのポイントからリカバリーされる必要があります。
ASET拘束条件の作成
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Model Browser内で右クリックし、 を選択します。
Create Load Collectorウィンドウが開きます。
- NameにAsetsと入力します。
- Colorをクリックし、カラーパレットから色を選択します。
- Card Imageに、noneが選択されていることを確認します。
- menu barで、Analyzeを選択します。
-
Analyzeリボンで、Constraintsを選択します。
拘束用の新しいパネルが開きます。図 5.
- パネルの荷重タイプで ASETを選択します。
- 6つの自由度を選択します。
-
nodesで、
を選択してアドバンスト選択を開きます。
-
ダイアログでby setsを選択し、図 6に示すように、ASET節点セットを使用します。
図 6. ASET荷重タイプの拘束荷重コレクター
- Createをクリックします。
- closeをクリックします。
レジデュアルセット要素の削除
縮退剛性および質量マトリックスは、縮退される要素(スーパーエレメント)についてのみ生成されます。したがって、新規モデルは、スーパーエレメントパートとそのパートに直接適用される荷重および境界条件のみを有するよう作成される必要があります。
- guide barのSelect EntityドロップダウンメニューでElementsを選択します。
-
をクリックして、Advanced Selectionを開きます。
図 7. Select Entityメニュー
注: Spacebarをクリックして、Advanced Selectionを開くこともできます。 - Advanced Selectionウィンドウで、ドロップダウンメニューからBy Setを選択します。
- Residualセット要素を選択します。
- OKをクリックします。
-
guide barでSelect
Entityメニューを右クリックし、context menuからDeleteを選択します。
レジデュアルセットに関連する要素が削除されます。
- オプション:
代わりに、パネルを使用してレジデュアルセットを削除することもできます。
CMS法エントリの定義
CMSMETH荷重コレクターによって、縮退マトリックスの作成がトリガーされます。
-
Model Browser内で右クリックし、 を選択します。
Create Load Collectorウィンドウが開きます。
- NameにCMSMETHと入力します。
- Colorをクリックし、カラーパレットから色を選択します。
- Card Imageに、CMSMETHを選択します。
- TypeにドロップダウンメニューからStructure onlyを選択します。
- METHODにドロップダウンメニューからCBNを選択します。
- NMODES(ノーマルモードの数)に10と入力します。
- SPID_INTのチェックボックスを選択します。
-
SPIDに、999999と入力します。
開始SPOINT IDが、構造固有モードのDMIGマトリックス出力で使用され、スカラー要素が結合されていないスカラーポイントが定義されます。
- Closeをクリックします。
CMSMETHグローバルケースコントロールの実行
- AnalyzeリボンのAnalyzeツールグループで を選択します。
-
Unspecifiedをクリックし、
を選択してAdvanced Selectionダイアログを開きます。
- ダイアログで、CMSMETHOD荷重コレクターを選択します。
- OKをクリックします。
-
Closeをクリックします。
注: マトリックス保存プロセスをアクティブにするには、GLOBAL_CASE_CONTROLバルクデータエントリが必要です。このパラメータがアクティブになっていないと、入力ファイルは通常のジョブとして扱われ、縮退マトリックスが生成されません。
モデルの保存
新しいモデルとして保存します。
- をクリックします。
- File nameにairframe_section_SUPERELEMENT_CMS.hmと入力します。
- Saveをクリックします。
Normal Modes荷重ステップの削除
- Model Browserで、Load Stepsをダブルクリックします。
-
Load Stepsブラウザタブで、NormalModes荷重ステップを右クリックし、context menuからDeleteを選択します。
CMS法では、ノーマルモード解析が自動的に起動されます。これを削除しないと、エラーとなります。
スーパーエレメント生成の実行
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AnalyzeリボンのAnalyzeツールグループでRun
OptiStruct Solver
を選択します。
パネルが開きます。 - Save asをクリックします。
-
File nameに、airframe_section_SUPERELEMENT_CMS.femと入力します。
.femという拡張子は、これを入力ファイルとして認識するために必要です。
- Saveをクリックします。
- export options:をallにセットします。
- run options:をanalysisにセットします。
-
Runをクリックします。
ジョブが成功した場合、Altair HyperWorksが起動されたディレクトリに、新しい結果ファイルが表示されます。何らかのエラーがある場合、airframe_section_SUPERELEMENT_CMS.outファイルには入力デックのデバッグに役立つエラーメッセージが記録されていることがあります。