DSIZE
バルクデータエントリ フリー寸法設計変数の生成のためのパラメータを定義します。
フォーマット
(1) | (2) | (3) | (4) | (5) | (6) | (7) | (8) | (9) | (10) |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
DSIZE | ID | PTYPE | PID1 | PID2 | PID3 | PID4 | PID5 | PID6 | |
PID7 | 同様 | 同様 | 同様 | 同様 | 同様 | 同様 |
(1) | (2) | (3) | (4) | (5) | (6) | (7) | (8) | (9) | (10) |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
THICK | T0 | T1 | TG | TGX | TGY | TGZ |
(1) | (2) | (3) | (4) | (5) | (6) | (7) | (8) | (9) | (10) |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
STRESS | UBOUND |
(1) | (2) | (3) | (4) | (5) | (6) | (7) | (8) | (9) | (10) |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
MEMBSIZ | MINDIM |
(1) | (2) | (3) | (4) | (5) | (6) | (7) | (8) | (9) | (10) |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
+ | COMP | LAMTHK | LTMIN | LTMAX | LTSET | LTEXC | |||
+ | COMP | PLYTHK | PTGRP | PTMIN | PTMAX | PTOPT | PTSET | PTEXC | |
+ | COMP | PLYPCT | PPGRP | PPMIN | PPMAX | PPOPT | PPSET | PPEXC | |
+ | COMP | PLYMAN | PMGRP | PMMAN | PMDIS | PMOPT | PMSET | PMEXC | |
+ | COMP | BALANCE | BGRP1 | BGRP2 | BOPT | ||||
+ | COMP | CONST | CGRP | CTHICK | COPT | ||||
+ | COMP | PLYDRP | PDGRIP | PDTYP | PDMAX | PDOPT | PDSET | PDEXC | |
+ | PDDEF | PDX | PDY | PDZ |
(1) | (2) | (3) | (4) | (5) | (6) | (7) | (8) | (9) | (10) |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
PATRN | TYP | AID/ XA |
YA | ZA | FID/ XF |
YF | ZF | ||
UCYC | SID/ XS |
YS | ZS |
(1) | (2) | (3) | (4) | (5) | (6) | (7) | (8) | (9) | (10) |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
MAIN | |||||||||
COORD | CID | CAID/ XCA |
YCA | ZCA | CFID/ XCF |
YCF | ZCF | ||
CSID/ XCS |
YCS | ZCS | CTID/ XCT |
YCT | ZCT |
(1) | (2) | (3) | (4) | (5) | (6) | (7) | (8) | (9) | (10) |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
SECOND | DSIZE_ID | SX | SY | SZ | |||||
COORD | CID | CAID/ XCA |
YCA | ZCA | CFID/ XCF |
YCF | ZCF | ||
CSID/XCS | YCS | ZCS | CTID/ XCT |
YCT | ZCT |
(1) | (2) | (3) | (4) | (5) | (6) | (7) | (8) | (9) | (10) |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
FATIGUE | FTYPE | FBOUND |
(1) | (2) | (3) | (4) | (5) | (6) | (7) | (8) | (9) | (10) |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
GROUP | EG1 | EG2 | EG3 | EG4 | EG5 | EG6 | |||
EG7 | EG8 | EG9 | 同様 | 同様 | 同様 | 同様 |
(1) | (2) | (3) | (4) | (5) | (6) | (7) | (8) | (9) | (10) |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
GROUP | EG1 | THRU | EG2 |
(1) | (2) | (3) | (4) | (5) | (6) | (7) | (8) | (9) | (10) |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
GROUP | AUTO | SIZE | |||||||
EG1 | EG2 | EG3 | 同様 | 同様 | 同様 | 同様 |
(1) | (2) | (3) | (4) | (5) | (6) | (7) | (8) | (9) | (10) |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
TAPE | LTAPE | WTAPE | OFFSET |
(1) | (2) | (3) | (4) | (5) | (6) | (7) | (8) | (9) | (10) |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
MATINIT | VALUE |
(1) | (2) | (3) | (4) | (5) | (6) | (7) | (8) | (9) | (10) |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
DRAW | DTYP | DAID/ XDA |
YDA | ZDA | DFID/ XDF |
YDF | ZDF | ||
ANGLE |
定義
フィールド | 内容 | SI単位の例 |
---|---|---|
ID | それぞれのDSIZEカードには固有のIDが必要です。 デフォルトなし(整数 > 0) |
|
PTYPE | DSIZEカードの定義対象となるプロパティタイプ。
デフォルト値はありません。 |
|
PID# | プロパティ識別番号。このDSIZEカードの定義対象となるPTYPEプロパティのリストです。 PTYPE=SETの場合の制限事項については、コメント16を参照してください。 デフォルトなし(整数 > 0) |
|
THICK | 最小板厚値(場合によっては最大板厚値も)、または厚み勾配情報が次に続くことを示します。 | |
T0 | 最小板厚。 PTYPE = PSHELLまたはSETの場合、これはシェルの最小板厚を示します。 T0に値が設定されていない場合、PSHELLカードのT0の値が使用されます。 PSHELLカードにT0が定義されていない場合は、T0=0.0と仮定されます。 このオプションは、PTYPE = PCOMP、PCOMPG、またはSTACKの場合は適用されません。 デフォルト = 空白(実数 ≥ 0.0) |
|
T1 | 最大板厚。 PTYPE = PSHELLまたはSETの場合、これはシェルの最大板厚を示します。 T1が定義されている場合、PSHELL上の板厚( T)および / または要素の節点板厚(Ti)を無視します。 T1が定義されていない場合、PSHELLカードのTの値が使用されます。 このオプションは、PTYPE = PCOMP、PCOMPG、またはSTACKの場合は適用されません。 デフォルト = 空白(実数 ≥ T0) |
|
TG | 最大厚み勾配を指定します。 デフォルト = 空白(実数 > 0.0) |
|
TGX, TGY, TGZ | 厚み勾配の方向を指定するベクトルを定義します(オプション)。 デフォルト = 空白(実数) |
|
STRESS | フォンミーゼス応力の制約条件がアクティブであり、応力の上限値が次に続くことを示します。 4 | |
UBOUND | フォンミーゼス応力の上限の制約条件。 デフォルトなし(実数 > 0.0) |
|
MEMBSIZ | リストされているプロパティに対して部材寸法制御がアクティブであることを示します。MINDIMが次に続くことを示します。 | |
MINDIM | 形成される部材の最小直径を指定します。このコマンドは小さい部材を除去する場合に使用します。また、チェッカーボード結果も除去します。 3 デフォルト = 最小部材寸法制御なし(実数 > 0.0) |
|
COMP | 複合材製造性制約条件が適用されることを示します。製造性制約条件に関する情報が次に続くことを示します。 5 | |
LAMTHK | 積層板厚制約条件が適用されることを示します。複数のLAMTHK制約条件を指定することができます。 5 | |
LTMIN | LAMTHK制約条件の最小積層板厚。 デフォルト = 空白(実数 > 0.0) |
|
LTMAX | LAMTHK制約条件の最大積層板厚。 デフォルト = 空白(実数 > 0.0 かつ > LTMIN) |
|
LTSET | LAMTHK制約条件を適用する要素のセットID。 | |
LTEXC | 特定のプライがLAMTHK制約から除外されることを示す除外フラグ。サポートされているオプションは次のとおりです。
|
|
PLYTHK | プライ厚制約条件が適用されることを示します。複数のPLYTHK制約条件を指定することができます。 | |
PTGRP | PTOPT選択によりPLYTHK制約が適用される、度単位でのプライの向き、プライセットまたはプライID。 デフォルトなし(実数または整数) |
|
PTMIN | PLYTHK制約条件の最小板厚。 デフォルト = 空白(実数 > 0.0) |
|
PTMAX | PLYTHK制約条件の最大板厚。 デフォルト = 空白(実数 > 0.0 かつ > PTMIN) |
|
PTOPT | PLYTHK制約のプライ選択オプション。プライは以下に基づいて選択できます:
|
|
PTSET | PLYTHK制約条件を適用する要素のセットID。 | |
PTEXC | 特定のプライがPLYTHK制約から除外されることを示す除外フラグ。サポートされているオプションは次のとおりです。
|
|
PLYPCT | プライ厚パーセンテージ制約条件が適用されることを示します。複数のPLYPCT制約条件を指定することができます。 | |
PPGRP | PPOPT選択によりPLYPCT制約が適用される、度単位でのプライの向き、プライセットまたはプライID。 デフォルトなし(実数または整数) |
|
PPMIN | PLYPCT制約条件の最小パーセンテージ板厚。 デフォルト = 空白 (実数 > 0.0 かつ < 1.0) |
|
PPMAX | PLYPCT制約条件の最大パーセンテージ板厚。 デフォルト = 空白(実数 > 0.0、 < 1.0 かつ > PPMIN) |
|
PPOPT | PLYPCT制約のプライ選択オプション。プライは以下に基づいて選択できます:
|
|
PPSET | PLYPCT制約条件を適用する要素のセットID。 | |
PPEXC | 特定のプライがPLYPCT制約から除外されることを示す除外フラグ。サポートされているオプションは次のとおりです。
|
|
PLYMAN | 製造可能なプライ厚制約条件が適用されることを示します。複数のPLYMAN制約条件を指定することができます。 | |
PMGRP | PMOPT選択によりPLYMAN制約が適用される、度単位でのプライの向き、プライセットまたはプライID。 デフォルトなし(実数または整数) |
|
PMMAN | 製造可能な積層板厚 15 デフォルト = 空白(実数 > 0.0) |
|
PMDIS | 離散設計変数定義の板厚ステップを定義します。 15 デフォルト = 空白(実数 > 0.0) |
|
PMOPT | PLYMAN制約のプライ選択オプション。プライは以下に基づいて選択できます:
|
|
PMSET | PLYMAN制約条件を適用する要素のセットID。 | |
PMEXC | 特定のプライがPLYMAN制約から除外されることを示す除外フラグ。サポートされているオプションは次のとおりです。
|
|
BALANCE | バランシング制約条件が適用されることを示します。複数のBALANCE制約条件を指定することができます。 | |
BGRP1 | BOPT選択によりBALANCE制約が適用される、度単位での最初のプライの向き、プライセットまたはプライID。 デフォルトなし(実数または整数) |
|
BGRP2 | BOPT選択によりBALANCE制約が適用される、度単位での2番目のプライの向き、プライセットまたはプライID。 デフォルトなし(実数または整数) |
|
BOPT | BALANCE制約のプライ選択オプション。プライは以下に基づいて選択できます:
|
|
CONST | 一定板厚制約条件が適用されることを示します。複数のCONST制約条件を指定することができます。 | |
CGRP | COPT選択によりCONST制約が適用される、度単位でのプライの向き、プライセットまたはプライID。 デフォルトなし(実数または整数) |
|
CTHICK | CONST制約条件の一定のプライ板厚。 デフォルトなし(実数 > 0.0) |
|
COPT | CONST制約のプライ選択オプション。プライは以下に基づいて選択できます:
|
|
PLYDRP | プライの減少制約が適用される事を示します。複数のPLYDRP制約条件を指定することができます。 | |
PDGRP | PDOPT選択によりPLYDRP制約が適用される、度単位でのプライの向き、プライセットまたはプライID。 デフォルトなし(実数または整数) |
|
PDTYP | 減少制約のタイプを以下で指定します: 10
|
|
PDMAX | PLYDRP制約の最大許容減少量。 デフォルトなし(実数 > 0) |
|
PDOPT | PLYDRP制約のプライ選択オプション。プライは以下に基づいて選択できます:
|
|
PDSET | PLYDRP制約条件を適用する要素のセットID。 | |
PDEXC | 特定のプライがPLYDRP制約から除外されることを示す除外フラグ。サポートされているオプションは次のとおりです。
|
|
PDDEF | 減少制約を微調整するためのオプション定義。現在、方向減少を要求するDIRECTのみが使用可能で、このケースではPDX、PDYとPDZが減少方向を指定します。 11 | |
PDX, PDY, PDZ | PDDEFフィールドにDIRECTが入力された時に、減少方向の指定に用いられます。 11 | |
PATRN | リストされているプロパティに対してパターングルーピングがアクティブであることを示します。パターングルーピングに関する情報が次に続くことを示します。 | |
TYP | パターングルーピングタイプの設定。 1 デフォルト = パターングルーピングなし(1、2、3、9、10、11、20、または21) |
|
AID/XA, YA, ZA | パターングルーピングのアンカーポイント。ポイントは、AIDフィールドにグリッドIDを入力するか、またはXA、YA、ZAフィールドにX、Y、Zの座標を入力することによって定義することができます。これらの座標は基準座標系です。 1 デフォルト = 原点(3つすべてのフィールドに実数、または最初のフィールドに整数) |
|
FID/XF, YF, ZF | パターングルーピングの1つ目のポイント。ポイントは、FIDフィールドにグリッドIDを入力するか、またはXF、YF、ZFフィールドにX、Y、Zの座標を入力することによって定義することができます。これらの座標は基準座標系です。 1 デフォルトなし(3つすべてのフィールドに実数、または最初のフィールドに整数) |
|
UCYC | 周期対称の周期繰り返し数。このフィールドは、周期対称の放射状“ウェッジ”の数を定義します。各ウェッジの角度は360.0/UCYCのように計算されます。 1 デフォルト = 空白(整数 > 0 、または空白) |
|
SID/XS, YS, ZS | パターングルーピングの2つ目のポイント。ポイントは、SIDフィールドにグリッドIDを入力するか、またはXS、YS、ZSフィールドにX、Y、Zの座標を入力することによって定義することができます。これらの座標は基準座標系です。 1 デフォルトなし(3つすべてのフィールドに実数、または最初のフィールドに整数) |
|
MAIN | パターン繰り返しにおいて、この設計変数をマスターパターンとして使用できることを示します。 2 | |
SECOND | この設計変数は下記のDSIZE_IDエントリによって参照されるメインパターン定義のセカンダリであることを示します。 2 | |
DSIZE_ID | メインパターン定義のDSIZE識別番号。 デフォルトなし(整数 > 0) |
|
SX, SY, SZ | パターン繰り返しにおけるそれぞれX、Y、Z方向のスケールファクター。 2 デフォルト = 1.0 (実数 > 0.0) |
|
COORD | パターン繰り返しの座標系に関する情報が次に続くことを示します。MAINフラグまたはSECONDフラグがある場合には必須です。 | |
CID | パターン繰り返し座標系として使用できる直交座標系の座標系ID。 2 デフォルト = 0(整数 > 0) |
|
CAID/XCA, YCA, ZCA | パターン繰り返し座標系のアンカーポイント。ポイントは、CAIDフィールドにグリッドIDを入力するか、またはXCA、YCA、ZCAフィールドにX、Y、Zの座標を入力することによって定義することができます。これらの座標は基準座標系です。 2 デフォルトなし(3つすべてのフィールドに実数、または最初のフィールドに整数) |
|
CFID/XCF, YCF, ZCF | パターン繰り返し座標系の1つ目のポイント。ポイントは、CFIDフィールドにグリッドIDを入力するか、またはXCF、YCF、ZCFフィールドにX、Y、Zの座標を入力することによって定義することができます。これらの座標は基準座標系です。 2 デフォルトなし(3つすべてのフィールドに実数、または最初のフィールドに整数) |
|
CSID/XCS, YCS, ZCS | パターン繰り返し座標系の2つ目のポイント。ポイントは、CSIDフィールドにグリッドIDを入力するか、またはXCS、YCS、ZCSフィールドにX、Y、Zの座標を入力することによって定義することができます。これらの座標は基準座標系です。 2 デフォルトなし(3つすべてのフィールドに実数、または最初のフィールドに整数) |
|
CTID/XCT, YCT, ZCT | パターン繰り返し座標系の3つ目のポイント。ポイントは、CTIDフィールドにグリッドIDを入力するか、またはXCT、YCT、ZCTフィールドにX、Y、Zの座標を入力することによって定義することができます。これらの座標は基準座標系です。 2 デフォルトなし(3つすべてのフィールドに実数、または最初のフィールドに整数) |
|
FATIGUE | 疲労制約条件がアクティブであり、その定義が次に続くことを示します。 | |
FTYPE | 破壊制約条件タイプ:
|
|
FBOUND | 境界値を指定します。 FTYPEがDAMAGEの場合、FBOUNDは疲労損傷の上限です。 FTYPEがLIFEまたはFOSの場合、FBOUNDはそれぞれ疲労寿命(LIFE)または安全率(FOS)の下限になります。 デフォルトなし(実数) |
|
GROUP | ゾーンベースのフリー寸法最適化の定義を指定します。要素グループIDが次に続くことを示します。 | |
EG# | 要素グループ番号。要素グループは要素セットを通して作成されます(フォーマット1)。 6 デフォルトなし(整数 > 0) |
|
THRU | このキーワードは、ゾーンベースのフリー寸法最適化を定義するために、オプションの代替フォーマットで使用できます。 このキーワードは、前のID(EG1)と後続のID(EG2)間のすべてのIDがセットに含まれることを示すID範囲の定義に使用されます。 |
|
AUTO | ゾーンベースのフリー寸法最適化用の要素グループの自動作成がアクティブ化されます(フォーマット2)。要素グループは、SIZEフィールドに基づいて自動的に作成されます。 デフォルトなし(フォーマット2の場合はAUTOに設定する必要があります) |
|
SIZE | 要素グループを自動的に定義するためのパッチのサイズを指定します。SIZEは、正方形の辺の長さを指定します。この正方形内にあるすべての要素は同じグループにまとめられます。 注: フォーマット2のEG#で示された要素は、自動グルーピングから除外されます。
デフォルトなし(実数 > 0.0) |
|
EG# | フォーマット2の自動グルーピングから除外される要素グループの番号。要素グループは要素セットを通して作成されます(フォーマット2)。 6 デフォルト = 空白(フォーマット2)(整数 > 0) |
|
TAPE | テープ敷設ベースのフリー寸法定義がアクティブで、対応するパラメータが次に続くことを示すTAPEフラグ。 12 13 14 | |
LTAPE | 最小テープ長さ デフォルトなし(実数 > 0.0) |
|
WTAPE | テープ幅 デフォルトなし(実数 > 0.0) |
|
OFFSET | 連続するパッチをオフセットするために必要なオプションを選択できます。
|
|
MATINIT | DSIZEに依存する初期材料割合を定義するための継続行。 | |
VALUE | 質量を目的関数とした最適化ではデフォルト=0.9、質量を制約条件にした場合ではデフォルトが制約値にリセットされます。質量が目的関数ではなく、制約条件も設定されていない場合は、デフォルト値は0.6となります。
この継続行は、この設計変数のDOPTPRM,MATINITより優先されます。 |
|
DRAW | 厚み勾配制約が適用され、対応する制御パラメータが続くことを示します。 | |
DTYP | ドラフト角度のタイプを定義します。
|
|
DAID/XDA, YDA, ZDA | 厚み勾配のアンカーポイント。これらのフィールドは、鋳造の厚み勾配方向のアンカーポイントを定義します。ポイントは、DAIDフィールドにグリッドIDを入力するか、XDA、YDA、ZDAフィールドにX、Y、Z座標を入力することによって定義することができます。これらの座標は基準座標系です。 デフォルト = 原点(すべてのフィールドに実数、または最初のフィールドに整数) |
|
DFID/XDF, YDF, ZDF | 厚み勾配方向定義のベクトルの方向。これらのフィールドではポイントを定義します。このベクトルは、アンカーポイントからこのポイントに対するベクトルとして定義されます。ポイントは、DFIDフィールドにグリッドIDを入力するか、XDF、YDF、ZDFフィールドにX、Y、Z座標を入力することによって定義することができます。これらの座標は基準座標系です。 デフォルト無し(すべてのフィールドに実数、または最初のフィールドに整数) |
|
ANGLE | 厚み勾配を定義するためのドラフト角度(度)。 デフォルト = 1.0(実数) |
コメント
- 現在、フリー寸法最適化には5つのパターングルーピングのオプションがあります。
- 1平面の対称性(TYP = 1)
- このパターングルーピングのタイプでは、アンカーポイントと1つ目のポイントの定義が必要です。アンカーポイントから1つ目のポイントへのベクトルが、対称面に対して垂直となります。
- 2平面の対称性(TYP = 2)
- このパターングルーピングのタイプでは、アンカーポイント、1つ目のポイント、および2つ目のポイントの定義が必要です。アンカーポイントから1つ目のポイントへのベクトルが、最初の対称面に対して垂直となります。次に、2つ目のポイントを最初の対称面に対して垂直に投影します。アンカーポイントからこの投影されたポイントに対するベクトルが、2番目の対称面に対して垂直となります。
- 3平面の対称性(TYP = 3)
- このパターングルーピングのタイプでは、アンカーポイント、1つ目のポイント、および2つ目のポイントの定義が必要です。アンカーポイントから1つ目のポイントへのベクトルが、最初の対称面に対して垂直となります。次に、2つ目のポイントを最初の対称面に対して垂直に投影します。アンカーポイントからこの投影されたポイントに対するベクトルが、2番目の対称面に対して垂直となります。3番目の対称面は、アンカーポイントを通過し、1番目および2番目の対称面と直交する面です。
- 均一パターングルーピング(TYP = 9)
- このパターングルーピングのタイプでは、TYPフィールドのみを9に設定する必要があります。このDSIZEエントリに含まれているすべての要素は、均一パターングルーピングの対象として自動的に考慮されます。このDSIZEエントリ上のすべての要素は同じ板厚に設定されます。
- 周期対称(TYP = 10)
- このパターングルーピングのタイプでは、アンカーポイント、1つ目のポイント、および周期繰り返し数の定義が必要です。アンカーポイントから1つ目のポイントへのベクトルによって対称軸が定義されます。
- 平面対称を伴う周期対称(TYP = 11)
- このパターングルーピングのタイプでは、アンカーポイント、1つ目のポイント、2つ目のポイント、および周期繰り返し数の定義が必要です。アンカーポイントから1つ目のポイントへのベクトルによって対称軸が定義されます。アンカーポイント、1つ目のポイント、および2つ目のポイントは、すべて対称面上にあります。対称面は、各周期繰り返しの中心にあります。
- linearパターングルーピング(TYP = 20)
- linearパターングルーピングでは、アンカーポイントと1つ目のポイントの定義が必要です。アンカーポイントから1つ目のポイントへのベクトルは、板厚が一定になるようにセットされる方向を定義します。linearパターングルーピングは、指定したベクトル方向(通常、圧延における圧延方向に直交)の曲率が最小限または0であるようなモデルを扱うことを目的としています。ベクトル方向の曲率が小さいモデルについては、サーフェスへの適切な投影を使って、サーフェス上の方向を決定します。ベクトル方向の曲率が大きいモデルの場合、方向は、指定したベクトルの方向に依って、パターングルーピング方向が決定され得ないサーフェスに直交となることがあります。そのような場合は、planarパターングルーピング(TYP = 21)が推奨されます。
- planarパターングルーピング(TYP = 21)
- planarパターングルーピングでは、アンカーポイントと1つ目のポイントの定義が必要です。アンカーポイントから1つ目のポイントへのベクトルが定義され、このベクトルに直交する様々な面内のモデルの板厚が一定になるようにセットされます。planarパターングルーピングは、定義されたベクトルの直交面の曲率が大きく、定義されたベクトルの方向の曲率が最小限または0であるようなモデルを扱うことを目的としています。planarパターングルーピングで定義されたベクトルは通常、圧延加工における圧延方向である必要があります。この機能は、定義されたベクトルに直交するスライス面の大きな曲率を扱うことができます。大きな曲率が圧延方向に存在する場合、planarパターングルーピングは使用できません。
注: パターングルーピングを定義する複数の継続行が許可されます。ただし、現在これがサポートされるのは、TYP=20またはTYP=21と、TYP=1、TYP=2、またはTYP=3を組み合わせた場合のみです。詳細については、ユーザーズガイドのフリー寸法最適化の製造可能性セクションにあるフリー寸法(パラメータ)最適化のパターングルーピングをご参照ください。
- パターン繰り返しでは、相似のトポロジーの配置を生成するために、設計ドメインにおける相似の領域を互いにリンクさせることができます。これは“メイン”領域と“セカンダリ”領域の定義を通して容易になります。1つのDSIZEカードには、MAINフラグまたはSECONDフラグを1つのみ含めることができます。“メイン”領域、“セカンダリ”領域のいずれの場合も、パターン繰り返し座標系が必要であり、COORDフラグの後に記述されます。鏡面操作を容易にするため、座標系は右手、左手のいずれのデカルト座標系であっても構いません。座標系は、以下の優先順にリストされている2つの方法のいずれかによって定義することができます:
- 4つのポイントを定義し、それらを以下のように使用して座標系を定義します(左手座標系の定義はこの方法のみです):
- アンカーポイントから1つ目のポイントへのベクトルによってX軸が定義されます。
- 2つ目のポイントはX-Y平面上にあり、Y軸の正方向を指定します。
- 3つ目のポイントは、Z軸の正方向を指定します。
- 直交座標系とアンカーポイントを定義します。アンカーポイントのみが定義された場合は、基準座標系の使用が想定されます。
同じ“メイン”を複数の“セカンダリ”から参照することができます。
“セカンダリ”領域に対してスケールファクターを定義し、“メイン”のレイアウトを調整することができます。
詳細については、ユーザーズガイドのフリー寸法最適化の製造可能性セクションにあるフリー寸法(パラメータ)最適化のパターン繰り返しをご参照ください。
- 4つのポイントを定義し、それらを以下のように使用して座標系を定義します(左手座標系の定義はこの方法のみです):
- 少なくとも3要素分の厚さを持つ部材の形成が可能になるようにMINDIM値を選択することが推奨されます。パターングルーピングの制約条件がアクティブである場合は、MINDIMの値は強制的に要素エッジ長の平均の3倍の値となり、ユーザー定義値がこの値よりも小さい場合はこの値で置き換えられます。
- トポロジー最適化およびフリー寸法最適化には、DTPLまたはDSIZEカードのSTRESS追加継続行で、フォンミーゼス応力の制約条件を定義することができます。この制約条件には、次のような幾つかの制限があります:
- 応力の制約条件は、1つのフォンミーゼス許容応力に限定されます。異なる許容応力を有する異なる材料が構造内に存在する場合、特異トポロジーの現象が発生します。特異トポロジーは、応力の制約条件の条件付き性質に関連した問題のことで、要素がなくなると、要素の応力制約条件は消失します。これは、設計領域全体で勾配ベースの最適化エンジンによっては通常得ることができない解をもつ多数の縮退問題が存在するという別の問題を生じます。
- 部分領域の削除によりすべての応力制約条件が削除される惧れがあり、これにより最適化問題が正しく設定されなくなるため、構造の部分領域についての応力の制約条件は許可されません。したがって、応力の制約条件は、アクティブである際は、設計領域と非設計領域の両方を含むモデル全体に適用され、応力制約条件の設定は、すべてのDSIZEおよびDTPLカードについて等しくなければなりません。
- 集中荷重および集中境界条件によって生じる人工的応力制約条件をフィルタにかけるために、ビルトインインテリジェンスが装備されています。境界形状に起因する応力集中も、局所的な形状の最適化でより効率的に改良されるよう、ある程度フィルタにかけられます。
- 応力の制約条件がアクティブである要素が多数あるために、.outファイル内の保持された制約条件の表に要素応力のレポートが示されません。モデルの応力の状態の反復計算履歴は、HyperViewまたはHyperMeshで確認できます。
- 応力の制約条件は、1次元要素には適用されません。
- モデル内に強制変位が存在する場合、応力の制約条件は使用されない場合があります。注: トポロジーとフリー寸法の応力制約条件を定義するためのSTRESS継続行の機能には多くの制限があります。代わりにDRESP1ベースの応力応答を使用することが推奨されます。トポロジー最適化およびフリー寸法(パラメータ)最適化の実際の応力応答は、DRESP1バルクデータエントリ上の対応する応力応答RTYPEを通して得られます。Stress-NORMの集計は、モデル内の要素のグループについて応力応答を計算するために使用されます。
- 複合材のフリー寸法最適化に対して、以下の製造性制約条件を適用することができます:
- 積層材の全板厚の下限と上限(LAMTHK)。
- 特定の配向の板厚の下限と上限(PLYTHK)。
- 特定の配向の板厚パーセンテージの下限と上限(PLYPCT)。
- 指定された2つの配向の厚さ間のリンク(BALANCE)。
- 指定された配向の一定の(設計不可能な)厚さ(CONST)。
- 、PLYTHK、PLYPCT、およびPLYMANは、要素のセットに局所的に適用できます。どのセットにも属さない要素があっても構いません。
詳細および例については、ユーザーズガイドの複合材構造の最適化をご参照ください。
- 各グループ内の要素は、均一のプライ板厚を持ちます。
- コアはデフォルトで設計可能です。CONST製造性制約条件を使用して、設計不可能にすることもできます。これを容易にするため、BYPLYがアクティブになっている時、COREをプライIDの代わりに用いる事ができます。
- コアはデフォルトでLAMTHK、PLYTHK、PLYPCTとPLYMAN製造制約から除外されます。
- PLYTHKとPLYPCTで定義される(製造可能なプライ厚のための)古いデータフィールドPTMANはサポートされています。しかし今は、PLYMAN継続行を通したPMMANフィールドでの製造可能なプライ厚定義が、より多くの制御ができるため推奨されます。
- PDTYPで板厚減少制約を選択するオプションはプライのセットに対して定義されます。
図 1.
図 2.
図 3.
図 4.
図 5. - 減少制約を微調整するために、オプションのPDDEF定義が使用されています。現在は、PDDEFフィールドにはDIRECTオプションしか使用できません。
- PDDEF
- DIRECT このオプションは、方向減少を要求することにより、減少制約条件を微調整することを可能にします。減少の方向は、基準座標系に関して方向ベクトルを定義することにより定義できます。方向ベクトルは、PDX、PDY、およびPDZ値を使用して定義します。
- PDX, PDY, PDZ
- 、PDY、およびPDZは実数です。
- その他の製造性制約条件(BALANCEを除く)もテープ敷設とともに使用できます。
- 同じ配向の複数の層が存在する場合、対応するテープが自動的に相互にオフセットされます。これによりOptiStructが特定のコンフィギュレーションに対して最適なレイアウトを選択できるようになるため、設計の自由度が向上します。
- 対称性は、テープ敷設の積層レベルのみで使用可能です。逆の配向(45度と-45度など)は、対称面全域に反映されるのではなく、相互間での反映になります。ただし、0度と90度の積層は対称面全域に反映されます。
- 離散設計変数は、PMDISで定義された板厚ステップに基づいて内部で作成されます。板厚ステップは、PMDISの値の整数倍として設計変数が作成されることを示します。例えば、PMDISが0.2の場合は、設計変数は0.2、0.4、0.6のようになります。 注: PMDISとPMMANは異なっていてもかまいません。PMDISはデフォルトでは非アクティブであり、PMMANが指定されていない場合は、デフォルトでPMMAN=PMDISとなります。
- DSIZEエントリでPTYPE=SETと設定すると、次のようになります:
- 参照される要素セットには、PSHELLプロパティのみを参照している要素を含めることができます。
- DSIZEエントリとPSHELLエントリの一方または両方でT0が定義されている場合、これらは一貫している必要があります。つまり、
- 同じPSHELLの要素を使用しているすべてのDSIZEエントリのT0は一致している必要があります。
例えば、DSIZE#1でT0=0.0と設定し、DSIZE#2でT0=1.0と設定して、これらの両方で同じPSHELLの要素を参照することはできません。
- PSHELLでT0が定義されている場合、その値は、このPSHELLの要素を参照しているすべてのDSIZEエントリ(PTYPE=SETが設定されたもの)で定義されたT0と一致している必要があります。
- 同じPSHELLの要素を使用しているすべてのDSIZEエントリのT0は一致している必要があります。
- 複数材料、レベルセット、ラティス最適化はサポートされていません
- HyperMeshでは、このカードは最適化の設計変数として表されます。