CBUSH1D
バルクデータエントリ 1次元スプリングダンパ構造要素を定義します。
フォーマット
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CBUSH1D | EID | PID | GA | GB | CID |
例
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CBUSH1D | 2 | 6 | 8 | 1 |
定義
コメント
- 不一致グリッド(GA ≠ GB)でCIDが指定されていない場合、線ABが要素軸になります。
- GAとGBが一致する場合や、GBが空白の場合、CIDを指定する必要があります。GBが空白の場合、CBUSH1D要素はグラウンドされたブッシュ要素をシミュレートします。
- 大変位シナリオでは、以下のような各種シナリオに応じて要素座標系も移動します:
- CIDが定義されておらず、PBUSH1D定義でK > 0.0の場合、要素座標系はGA—GBと共に回転します。
- (a)の条件が満たされない場合、要素座標系は、GAとGBの回転自由度の平均に従って回転します。
- CID > 0の場合は、CIDのx軸が要素軸になります。幾何学的非線形解析では、参照されている座標系が移動可能な場合は、要素の軸が座標系の軸に従って移動します。参照されている座標系が固定されている場合は、座標系の軸が移動しても要素の軸は移動しません。
- 全ての線形解析と、微小変位の非線形準-静的(ANALYSIS=NLSTAT)サブケースでは、PBUSH1DとCBUSH1Dは内部的に等価なPBUSH(必要な場合はPBUSHT)とCBUSHに変換されます。
- 熱伝導問題において、ロッドタイプスプリングダンパ要素は無視されます。
- 特定のパート内でサポートされているローカルエントリは、モデル内のCBUSH1Dバルクデータエントリの“完全修飾参照”を使用することで参照できます。完全修飾参照(“PartName.number”)は数値参照のフォーマットと類似しています。"PartName "は、参照されるローカルエントリを含むパートの名前です。パート名は、モデルのBEGINバルクデータエントリで定義されます。“number”は、パート“PartName”内で参照されるローカルエントリの識別番号です。
完全修飾参照の使用の詳細については、ユーザーズガイドのパートとインスタンスをご参照ください。
- HyperMeshでは、このカードはスプリング要素として表されます。