マルチステージスタンピングシミュレーション

マルチステージ成形プロセスを実行する方法について説明します。

モデルを開く

  1. ファイルメニューから開くを選択します。
  2. ファイルを開くダイアログで、インストールディレクトリのtutorialsフォルダーに移動し、Numisheet_channel_2005.x_tを開きます。標準的なパス:Program Files\Altair\2023.1\InspireForm2023.1\tutorials\Numisheet_channel_2005.x_t.
    以下のようなモデルが表示されます:

ブランクと材料の定義

  1. インクリメンタルタブ上でブランクアイコンをクリックします。
  2. マイクロダイアログで、ブランクタイプとしてシングルブランクをクリックします。
  3. モデル上でブランクを選択します。
    注: ダイセット内のブランクを簡単に確認するために、ダイの表示を妨げているパートを非表示にできます。パートを非表示にするには、右クリックしてから選択項目を非表示を選択します。ブランクを定義したら、パートの非表示を解除します。
    ブランクが選択を示す赤色に変化します。
  4. ブランクの選択を確定するには、モデル上で再度ブランクを選択するか、マイクロダイアログで割り当てをクリックします。
    選択が確定されると、凡例で示すように、ブランクサーフェスが薄灰色で表示されます。凡例では、モデル上の濃灰色は解析設定用に定義されていないサーフェスを示していることにも注意してください。
  5. ブランクを割り当てたら、表示されたマイクロダイアログで材料ボタンをクリックして材料ライブラリにアクセスします。
  6. 材料JSC440Wを入力します。
  7. 割り当てをクリックし、閉じるをクリックします。
  8. 材料の厚みとして、0.9と入力します。

モデルへの対称面の追加

  1. インクリメンタルタブ上で対称アイコンをクリックします。
  2. 平面上のエッジを対称面として選択し、クリックして確定します。

    対称面が赤の枠線で囲まれて表示されます。

シングルアクション絞りプロセスのセットアップ

  1. インクリメンタルタブで、オペレーションの追加 アイコンを選択します。
  2. オペレーションの追加ウィンドウで、シングルアクションを選択します。
    シングルアクションオペレーションアイコンがインクリメンタルリボンに表示されます。
  3. モデル内のツールセットを自動的に設定するには、上記で追加したシングルアクションオペレーションで、 をクリックします。
  4. ガイドバーで、ツール構築オプションを選択し、自動設定をクリックします。
    ツール構築オプションを使用すると、そのオペレーションに必要なツールが自動的に特定されます:上側ダイ、下側ダイ、および下側バインダー。また、このオプションでは、ツールセットが自動的に設定されます。以下のようなモデル設定が表示されます:


  5. ブランクホルダーをダブルクリックします。
  6. マイクロダイアログで、ギャップの維持 を選択します。

  7. インクリメンタルの成形アクションをプレビューするには、シングルアクションアイコンで、ツールモーションのプレビュー をクリックします。
    モデルの成形オペレーションのアニメーションが生成されます。

モデルへのガイドピンの追加

モデルにガイドピンを追加することで、パート内の穴をサポートし、成形プロセス時にブランクが正しい位置に留まるようにします。

  1. インクリメンタルリボンのシングルアクションオペレーションをクリックします。

  2. 表示されるツールの2次リボンで、追加 ツールアイコンを選択します。
  3. ピンをクリックして、ガイドピンをパートに取り付けます。
  4. ガイドバーで、付随ツールを選択して、ガイドピンを取り付けるツールを選択します。パート上でもう一度クリックして確定します。選択したサーフェスが赤でハイライトされます。
  5. ガイドバーのピンをクリックします。ピンを取り付けるサーフェスまたはラインをクリックします。
  6. マイクロダイアログを使用して、ピンの高さと直径を設定します。
    注: 追加のピンは、個別にパートに追加する必要があります。
  7. ステップ5~7を繰り返して、さらにピンをモデルに追加します。
  8. 右クリックしてから、チェックマークまでマウスを移動して終了します。

トリムオペレーションとピアスオペレーションの設定

  1. インクリメンタルタブで、オペレーションの追加 アイコンを選択します。
  2. 表示されたオペレーションの追加ウィンドウで、トリムを選択します。
    トリムオペレーションがシングルアクション絞りオペレーションの横のリボンに追加されます。複数のオペレーションがリボンに追加されると、青い丸で囲まれたチェックマークが表示され、現在のオペレーションが示されます。
  3. モデル内のトリムラインを自動的に設定するには、トリムオペレーションで をクリックします。
  4. ガイドバーで、ツール構築オプションを選択し、自動設定をクリックします。
    ツール構築オプションを使用すると、モデル内のトリムラインが自動的に特定されます。
    注: モデルに単一のトリムラインが含まれている場合は、ソフトウェアが自動的にそれを特定します。複数のトリムラインが存在する場合は、より長いラインがトリムラインとして特定され、残りのラインはピアスラインとして特定されます。

スプリングバックオペレーションの設定

  1. インクリメンタルタブで、オペレーションの追加 アイコンを選択します。
  2. 表示されたオペレーションの追加ウィンドウで、スプリングバックを選択します。
    スプリングバックオペレーションがインクリメンタルリボンに追加されます。
    モデル内のブランクが、スプリングバック解析の対象として自動的に特定されます。

マルチステージシミュレーションの実行

  1. インクリメンタルタブの実行ツールで、解析の実行 をクリックします。
  2. 解析の実行ダイアログで、名前を入力して、実行をクリックします。
    注: デフォルトでは、実行名はモデル名で、プリファレンスで指定された実行履歴ディレクトリに保存されます。
    実行状況ダイアログにシミュレーションの進捗が表示されます。解析が完了すると、緑色のチェックマークが表示されます。

解析結果の表示

解析エクスプローラで、モデル実行について次のオプションを選択し、結果を確認します。

  1. オペレーションとして、シングルアクションを選択します。結果タイプとして、成形性指標を選択します。
    以下のような結果が表示されます:


  2. オペレーションとして、スプリングバックを選択します。結果タイプとして、変位を選択します。
    以下のような結果が表示されます: