スプリングバック対策のためのダイ補正

成形後形状で生じることが分かっているスプリングバックを打ち消すために、ダイを調整します。

スプリングバック解析の実行後に、ダイ補正機能(スプリングバック補正)を適用することで、成形後のスプリングバック効果を打ち消すことができます。このプロセス時に、スプリングバックの影響を受けた成形後のパートが参照パートと比較して測定され、これら2つのパート間の差異を打ち消すようにダイが修正されます。ダイがどのように修正されるのかを制御するために、最大3つの固定ポイントを追加できます。この結果として、これらのポイントでは既存の設計が保持され、これら以外のダイ上の位置に補正が移されます。
  1. 実行履歴から、スプリングバック解析が含まれた実行を選択します。
  2. インクリメンタルリボンから、補正を選択します。
  3. モデル上で参照パートを選択し、クリックして確定します。参照パートを選択しない場合は、直前の成形オペレーションのダイがデフォルトで選択されます。解析結果で、補正距離を確認します。ここには、スプリングバックパートの参照パートからのずれが示されます。
    注: 補正距離では、スプリングバック補正時にツールに対して逆方向に適用される補正の量がプレビュー表示されます。
  4. オプション: モデル上で、最大3つの固定ポイントを選択します。
    スプリングバックパートは定義された固定ポイントに基づいて再配置され、補正距離が再計算されます。
  5. ガイドバーで、補正をクリックします。
    補正されたダイのメッシュベースstlファイルが生成され、現在のセッションに読み込まれます。既存のツールは、補正ツールに置き換えられます。
ヒント: ダイ補正は一般に反復的なプロセスです。最適な結果を得るためには、ダイ補正プロセスを適用するたびに、補正されたダイの結果を参照して、マイナス抜き勾配が生じていないか確認してください。