インクリメンタル解析結果の表示

インクリメンタル解析のための実行と荷重ケースを選択し、結果を表示します。

  1. インクリメントタブの解析アイコンで解析結果の表示をクリックします。


    解析エクスプローラーダイアログが開きます。
    ヒント: 各オプションの横にあるシェブロンアイコン を使用して、実行、オペレーション、および結果タイプのすべてのオプションを表示します。
  2. 解析する実行を選択します。
  3. オペレーションを選択します。
  4. 結果タイプを選択します。
    結果タイプ 説明
    板厚減少 板厚減少は、元の厚みと厚みの変化の比率を百分率で表したものです。プラス(+)の板厚減少率は板厚の減少を示します。つまり、パートに厚みの薄い領域があると、その領域にパートの残りの領域よりも高い応力がかかるため、板厚の減少は、疲労荷重下にあるパートのパフォーマンスの懸念材料になります。マイナス(-)の板厚減少率は圧縮領域におけるパートの板厚増大を示します。過度の圧縮は、シートメタル上にしわを生じさせてサーフェスの品質を低下させる可能性があります。
    板厚減少率 - 差分 履歴を無視し、現在のオペレーションのみにおける変形による板厚減少率。
    最大主ひずみ 初期ブランク形状から完成品への変形による、シートメタルのサーフェスでの最大主ひずみです。赤い領域は、青い領域と比べて伸びが大きいことを示します。

    このオプションを選択すると、特定の材料サーフェスに基づいて結果を表示するための欄が表示されます。結果タイプの最大主ひずみドロップダウンで、サーフェスを選択します:下部上部、または(中央)。

    デフォルトでは、テンソルの方向矢印が表示されます。表示オプションでオンとオフを切り替えます。
    最小主ひずみ 初期ブランク形状から完成品までの変形による、シートメタルのサーフェスでの最小主ひずみです。赤い領域は、青い領域と比べて圧縮が少ないことを示します。

    このオプションを選択すると、特定の材料サーフェスに基づいて結果を表示するための欄が表示されます。結果タイプの最小主ひずみドロップダウンで、サーフェスを選択します:下部上部、または(中央)。

    デフォルトでは、テンソルの方向矢印が表示されます。表示オプションでオンとオフを切り替えます。

    エッジひずみ エッジひずみとは、局所的なエッジの接線方向に沿ったひずみのことです。
    ひずみテンソル 最大ひずみテンソルと最小ひずみテンソルの両方をプロットして表示します。

    デフォルトでは、テンソルの方向矢印が表示されます。表示オプションでオンとオフを切り替えます。

    曲率 成形時の曲げによる要素の曲率。全体とローカルの値を含みます。
    支配変形 成形時の支配的な変形モードを示します。0から1までの範囲で、0が伸び、1が曲げを表します。
    相当応力 相当塑性応力は、初期ブランク形状から完成品までの変形による、シートサーフェスでの応力です。赤い領域は、青い領域と比べて変形が大きいことを示します。
    成形性指標

    シートメタルのサーフェスの主ひずみ(最大主ひずみや最小主ひずみとも言う)は、スタンピングプロセスにおいて発生した複数の変形領域を識別するために成形限界曲線に対してプロットされます。各色は、スタンピングにおける異なる変形領域を示します。

    • :過度な変形による割れの可能性が高い。
    • 黄色:割れの可能性が低い。絶対と相対の比率を表示します。
    • 緑色:割れの可能性はなく、安全である。
    • :材料が圧縮されている。
    • :割れの可用性があるしわ領域。
    • シアン:ルースメタル領域は、材料が十分変形していないことを示す。色の横にあるルースメタルの比率を表示します。

    このオプションを選択すると、特定の材料サーフェスに基づいて結果を表示するための欄が表示されます。結果タイプの成形性指標ドロップダウンで、サーフェスを選択します:下部上部、または(中央)。

    割れ 割れは、成形限界線図から推測されます。割れは、例で示すように、成形限界曲線上のあるポイントにおける最大主ひずみと最小主ひずみの相対距離です。1未満の値は割れがないことを、1を超える値は割れがあることを示します。

    このオプションを選択すると、特定の材料サーフェスに基づいて結果を表示するための欄が表示されます。結果タイプの割れドロップダウンで、サーフェスを選択します:下部上部、または(中央)。

    塑性ひずみ シートの塑性ひずみは、初期ブランク形状から完成品までの変形の測定値です。赤い領域は、青い領域と比べて変形が大きいことを示します。

    このオプションを選択すると、特定の材料サーフェスに基づいて結果を表示するための欄が表示されます。結果タイプの塑性ひずみドロップダウンで、サーフェスを選択します:下部上部、または(中央)。

    塑性ひずみ - 差分 履歴を無視し、現在のオペレーションのみにおける変形による板厚減少。
    板厚 板厚は、パート内の実際の板厚分布の一部です。板厚減少率は厚み分布から直接求められます。
    変位 絞りまたはクラッシュフォームのオペレーションでは、変位は平らなブランクが初期形状から最終形状まで移動する距離です。スプリングバックオペレーションでは、変位とは最終的なブランクの形状が元の形状に戻る距離のことです。か、グローバルXYZ、あるいは+/- 値を選択します。

    スプリングバックオペレーション時のみ、+/- 値が有効です。正の値は法線方向に沿った変位、負の値はパート法線の反対方向への変位です。

    エッジ変位 エッジ変位とは、成形中にブランクのフリーエッジが移動する距離のことです。
    流体圧力 Hydroform、Flexform、Hydromechオペレーションにおける流体の圧力。
    スキッドマーク スキッドマークは、ツールマークまたはスキッドラインの可能性を示します。その結果は、0(可能性がゼロ)から、1(非常に可能性が高い)までで示されます。

    このオプションを選択すると、各ツールの影響に基づいて結果を表示するための欄が表示されます。結果タイプのスキッドマークドロップダウンで、ツールを選択します:上側ダイ下側ダイ、またはバインダー

    図 1. クラッシュフォームシミュレーションの板厚減少結果
  5. さまざまな表示オプションを有効にして、解析の表示内容を決定します。
    オプション 説明
    初期形状の表示/非表示 初期形状を参照用として表示または非表示します。
    すべての荷重とサポートの表示/非表示 荷重とサポートのを表示または非表示します。また、現在の荷重とサポートのみも表示できます。
    変形形状の表示/非表示 変形形状を参照用として表示または非表示します。
    コンターの表示と非表示 コンターを表示または非表示します。
    Show Thickened/Flat シートメタルの変形後を3Dソリッドで表示、または平坦な状態を表示することができます。
    オプション
    • アニメーションでの結果補間:結果コンターのアニメーション表示。
    • グラデーションコンター:コンターのグラデーション表示のオンとオフを切り替える。
    • 要素コンター:節点ではなく、要素に基づいて輪郭を表示します。このオプションは、要素に基づく結果タイプでのみ使用できます。
    • ベクトルプロット:変位結果タイプの方向ベクトルを表示する。
    • テンソルプロットひずみテンソルの方向矢印を表示します。
  6. さまざまな注釈オプションを有効にして、モデル上の注目箇所の解析結果を表示します。注釈値は、現在選択している実行および荷重ケースに適用されます。
  7. トレーサーを使用して、ラインがステップ間でどのように移動するのかを追跡します。詳細については、インクリメンタル解析でのトレースを参照してください。
  8. モデリングウィンドウの下部に配置されたアニメーションツールバーを使用して、成形結果のアニメーションを表示および録画します。


ヒント:
  • > 凡例色をクリックすることで、プリファレンスダイアログ内の各結果タイプの凡例色を変更します。
  • 結果にフィルターをかけて、指定した値より大きい結果を伴うモデル上の領域をマスクするには、結果スライダー上の矢印をクリック&ドラッグします。指定した値より小さい結果を伴う領域をマスクするには、 をクリックしてマスク設定反転を選択します。矢印を選択して指定する値を入力します。
  • 結果スライダーのデフォルト値に戻すには、をクリックします。
  • 表示されているブランクをエクスポートするには、コンテキストメニューから「 ブランクのエクスポートを選択します。参照系を定義している場合は、グローバル座標系ではなく、指定された参照系でエクスポートされます。

時刻歴プロットの表示

  1. ツールをクリックすると、そのツールの時刻歴プロットが表示されます。
    注: Ctrlを押しながら複数のツールをクリックすると、それらのツールの力が同じウィンドウに表示されます。




  2. プロット内で右クリックすると、Y軸の変更、力の単位の変換、CSVファイルへのエクスポート、最大値や現在の値の注釈の追加などができます。
    デフォルトでは、ツール荷重結果はY軸に表示されます。

  3. 軸を右クリックすると、スケールフォーマットなどの属性を変更することができます。

  4. 以下の方法で、プロットをインタラクティブに操作することができます。
    1. Ctrlキーを押しながらカーブ上にマウスを移動すると、プロットの値が表示されます。
    2. Ctrlキーを押しながらマウスの左ボタンでドラッグすると、プロットが移動されます。
    3. マウスホイールを上/下に回転すると、プロットがズームイン/ズームアウトされます。
      • マウスがX軸(Y軸)上にある場合は、X軸(Y軸)方向にしかズームしません。
    4. マウスの中央ボタン(マウスホイール)をクリックすると、プロットビューがリセットされます。
    5. マウスの中央ボタン(マウスホイール)を押しながらドラッグすると、プロットのサークルズームができます。
    6. Ctrlキー + マウスの中央ボタン(マウスホイール)を押しながらドラッグすると、プロットのボックスズームができます。
    7. 軸ラベルの上でマウスの右ボタンをクリックすると、ラベルを編集できます。
  5. アニメーションを開始すると、プロット上でストロークが進む様子が見られます。