Variableブラウザ
Variableブラウザには、ワークスペースのすべての変数が、その値、タイプ、およびスコープとともに表示されます。
ユーザーが生成したすべてのローカル変数とグローバル変数がVariableブラウザに一覧表示されます。変数の名前、内容、タイプ、およびスコープも表示されます。変数は作成順に表示されますが、列名をクリックして並べ替えることができます。
コンテキストメニューで変数に対して次の操作を実行できます。
- コピー:変数名をクリップボードにコピーします(変数の内容はコピーされません)。
- 値の編集:行列以外のあらゆるタイプの変数の内容を編集できます(行列の編集については以下で説明します)。
- 名前変更:変数の名前を変更します。
- 削除とすべてを削除:それぞれ、個別の変数またはすべての変数をメモリから削除します。
- デバッガーがアクティブな場合は、コンテキストメニューのウォッチに追加に別のエントリが表示されます。ここで選択した変数はデバッガーのウォッチウィンドウに追加され、デバッグの際にその値をモニターできます。
きわめて小型の行列であれば、Variableブラウザにその内容を表示できます。一方、大型の行列は、そのサイズのみが表示されます。全ての行列は、Variableブラウザでその名前をダブルクリックすれば、その内容を表示して編集できます。この場合は、内容が別のグリッドビューに表示されます。各行列がそれぞれ別々のグリッドに表示されます。各グリッドはProjectブラウザに一覧表示され、変数名に基づく名前が割り当てられます。Projectブラウザでグリッド名を右クリックして表示されるコンテキストメニューで、グリッド表示を削除または非表示にすることができます。
グリッドに入力済みのセルは、ダブルクリックすることでその内容を編集できます。入力できるのは単一の数値のみです(複素数も可能)。その場で行列が更新されます。行列の行または列を選択し、コンテキストメニューの挿入オプションを選択すると、その位置に行または列を追加できます。追加した行または列のセルには0が入力されます。同様に行と列を削除することもできます。