Compose-1000:ComposeでのOMLの作成
Tutorial Level: Beginner
このチュートリアルでは、以下の操作方法について説明します:
- ファイルを編集、実行、保存する。
- プロットと画面領域を管理する。
- Projectブラウザを使用してファイルを管理し、プロジェクトを保存する。
- 独自のOMLスクリプトを作成する。
Composeの起動
スタートメニューで、 をクリックします。
ComposeがGUIモードで起動します。Editor windowにはデフォルトでUntitled1.omlファイルが表示されています。オーサリングモードもデフォルトで表示されます。 

コマンドの入力と実行
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OMLCommand Windowで、次のコマンドを入力します。
disp('This is a tutorial')
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キーボードのEnterを押します。
このコマンドを実行すると、OMLコマンドに
This is a tutorial
と表示されます。コマンド履歴ウィンドウに、今入力したコマンドへの参照が表示されます。この参照には、コマンドのほかにその実行日も表示されます。
コマンド履歴ウィンドウからエディターウィンドウへのコマンドのドラッグ
- コマンド履歴ウィンドウでコマンドをクリックしてハイライトします。
- そのコマンドをドラッグしてEditor windowのUntitled1.omlタブにドロップします。
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キーボードのEnterを押すと、コマンドが新しい行としてUntitled1.omlのスクリプトに追加されます。
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ファイルの実行(開始)
をクリックして、Untitled1.omlにある各コマンドを実行します。
OMLCommand Windowに表示された出力を確認します。
ファイルを開いて実行する
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ファイルメニューで、ファイルを開くをクリックするか、ファイルを開くアイコン
を使用します。
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ファイルを開くダイアログで、<installation_dir>/tutorials/フォルダーの場所を選択します。
simple_demo.omlファイルを選択して開くをクリックします。
Editor windowで、新しいタブとしてsimple_demo.omlが開きます。このタブがアクティブになり、このファイルがアクティブなファイルであることが示されます。
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ファイルの実行(開始)
をクリックしてsimple_demo.omlファイルを実行します。
スクリプトの実行後に、結果がCommand Windowとプロット領域に表示されます。 -
プロットペインの右上にある展開アイコン
をクリックします。プロットペインが拡張され、左上にタイトルとしてPlotsが表示されます。
プロットペインは、Editorを隠して最大表示の状態になります。
- もう一度、展開アイコン(この状態では折りたたみアイコンになっています)をクリックすると、タイル状に並べた表示になります。
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同様に、エディターを展開するには、エディターペインの右上にある展開アイコンをクリックします。エディターパネルが展開し、左上にタイトルとしてファイルが表示されます。
エディターは、プロットを隠して最大表示の状態になります。
- もう一度、展開アイコン(この状態では折りたたみアイコンになっています)をクリックすると、タイル状に並べた表示になります。
OMLスクリプトの作成
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Editor windowでa = 1 + 3と入力して実行をクリックします。
‘;’を入力すると、この出力が表示されなくなります。
この場合は出力に何も表示されませんが、Variableブラウザには変数‘a’が表示されています。
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次の行にdisp ('1 + 3 equals '); disp (a);と入力してスクリプトを実行します。
出力に‘a’の値が表示されます。
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Enterを押し、行列を‘
b
’に割り当てる次の2つの行を追加します。disp('This is a matrix') b = [ 1 2; 3 4]
‘
;
’を記述しない場合は、‘a
’の場合と同様に行列が表示されますもう一度、実行をクリックします。次のように表示されます。 -
簡単なプロットを作成するには、plot([1:10],[1:10])と入力して実行をクリックします。
直線のプロットが表示されます。
プロジェクトの管理
Projectブラウザはデフォルトで左側ペインに表示されます。これにより、行列、プロット、およびプロジェクトが管理しやすくなっています。
- これまでに開いたすべてのプロットとファイルを閉じます。
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simple_demo.omlを選択します。simple_demo.omlファイルがProjectブラウザに追加されます。
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OMLスクリプトをダブルクリックすると、それがエディターで開きます。
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すでに説明した方法でこのファイルを実行すると、プロットFigure 1がPlotsに追加されます。
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行列エディターを追加するには、
b
をダブルクリックします。b
が行列エディターに追加され、行列エディターのタイルで変更できるようになります。 に移動して、以前に定義した行列変数