解析結果の表示

鋳造解析の結果を確認します。

結果は、表示する前に実行履歴に記録される必要があります。

  1. 実行アイコンで解析結果の表示をクリックします。

  2. 解析エクスプローラで、実行段階、および結果タイプを選択します。
  3. オプション: さまざまな表示オプションを有効にして、表示する解析内容を指定します。
  4. オプション: さまざまな注釈オプションを有効にして、モデルの中で注目する箇所の解析結果を表示します。注釈の値は、現在選択している実行に該当するものです。
  5. 実行を解析します。
    • アニメーションをオンにするには、をクリックします。アイコンをクリックし、スピードスライダーを使用することでアニメーションの速度を変更します
    • モデル上で最大の応力が発生する領域を確認するには、結果スライダーを調整します。
      ヒント: 結果スライダーのデフォルト値に戻すには、をクリックします。
    注: シミュレーションのビデオを録画するにはをクリックします。このボタンを再度クリックすると録画が停止します。ビデオを確認するには、Documents/Altair/capturesを参照します。


  6. コンポーネント、プロセス、ステージ、メッシュ、モデルに関する情報を含め、実行のためのシミュレーション設定を確認するには、情報の下のをクリックします。
  7. 情報の下のをクリックし、クランプ力ウィンドウを表示します。
    • 分離力: これは高圧鋳造中に鋳型を押し広げる力です。このフィールドを直接編集することはできません。
    • 安全率: この係数に分離力を掛けると、クランプ力が得られます。このフィールドを変更すると、クランプ力フィールドも変更されます。
    • 強化圧力: これは、成形プロセスで適用される最大圧力です。
    • Wedgelock Angle: これは鋳型のウェッジロックコンポーネントの角度です。鋳型にウェッジロックがない場合、このフィールドにはデフォルト値の 0が表示されます。
    • Slider Area: これは鋳型のウェッジロックコンポーネントの角度です。鋳型にウェッジロックがない場合、このフィールドにはデフォルト値の 0が表示されます。
    • クランプ力:これは、鋳造中に鋳型を閉じておくために必要な力です。
    注: このデータにアクセスするには、ダイカストプロセスの設定ウィンドウでクランプ力の計算を有効にする必要があります。
  8. 情報の下のをクリックし、結果をベクトルとして表示します。
    注: ベクトル表示は、速度と変位の結果に対してのみ有効です。
  9. 情報の下にあるをクリックすると、選択した基準点からの変位結果が表示されます。モデルをクリックして原点を定義し、X方向とY方向を定義します。
    注: 湯流れステージでは、アイコンは使用できません。